はま

PUSH 光と闇の能力者のはまのレビュー・感想・評価

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)
1.9
☆クリス・エヴァンス
軍事実験から生まれた超能力者たちが存在し、またそれを狩る組織も存在する世界。開花しきっていない能力を持つ青年ニックは、過去に組織に殺された父親から、ある少女を助けるように予言されていた。その少女が現れた日からのお話。

これは…B級と考えれば良しとするのか、ただただ残念とするのか。あらすじ読んでほとんどの人の頭によぎる「X-MEN」。でもそんなかっこいいものでもなく、能力者は大体メイン4種類?ぐらいしか出てこなくて(同じ能力を持った人がいっぱいいる)、力の限度なんかもアバウト。とにかく設定がずさんな感じがしました。一番の見せ場であろう能力者同士の戦いも最後ぐらいしかアクションらしいアクションがなくて、前半は見た目にも退屈でした。
人の意思が読める、未来が見える「ウォッチャー」の能力の読み合いの戦い、心理戦みたいなところもこの作品の見どころなんだろうけど、なにぶん能力の細かい設定が分からないままなので終盤の「手紙」のくだりも視聴者置いてけぼり感ありました。唐突だし。

とりあえず、いろいろもったいない。どことなくズレてる。そんな作品でした。
はま

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