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PUSH 光と闇の能力者のmasakaのネタバレレビュー・内容・結末

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

“ムーバー”(念動力)のニックの元に超生意気な少女と元カノが転がり込んできて、能力強化薬を奪い合う三つ巴の戦いに巻き込まれます。

副題で大幅に損をしてる映画。
邦題で損をしてる映画は多いけど、副題で損をしてるっていうのは結構珍しいパターンではないかと。
『光と闇』なーんて言われたら、ファンタジー映画かと思うよね。光も何も、敵も味方も使うのは同じ超能力です。力の強弱はあっても、ダークサイドに堕ちたとかはない(笑)
まぁ、超能力って時点でファンタジーではあるんだけども、超能力という縛りで展開する頭脳戦がメインなので、力も数も圧倒的に勝る相手にどうやって主人公達が勝ち抜くのかが見所。『オーシャンズ』シリーズが好きな人はこの映画も気にいるんじゃないかな。

ただし、不満がないわけでもなくて、終わり方がちょっと含みを持たせすぎ、というか明らかに続編作る気満々だったんだろうけど、そのせいでちょっと不完全燃焼です。

タイトルの『PUSH 』は相手に偽りの記憶を埋め込む能力のこと。他にもシャドーだのスニッチャーだのと聞きなれない超能力名がゴロゴロ出てきますが、覚えなくても全く問題無し。何故なら覚える前にその能力を見せてくれるから。
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