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バイオハザード II アポカリプスのNobのレビュー・感想・評価

4.0
シリーズ第二弾。
前作のオリジナルストーリーを受けて、本作ではTウィルスが蔓延したラクーンシティへと舞台を移す。前作よりもホラー要素は薄れたものの、アクションや映像は派手さを増し、エンターテイメント性はさらにスケールアップした印象。

相変わらず、ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションはキレキレで、バイクで教会のステンドグラスを割って登場したり、ビルを真下に駆け下りるシーンは非常に爽快で見応えがあった。

そして、本作で注目すべきは原作にも登場して人気の高い、ジル・バレンタインをシエンナ・ギロリーが演じた事だろう。まるでゲームの世界から飛び出したかのようなソックリな容姿で、その強さもアリスに引けを取らないほどのパワフルさと、当然のような美しさですっかり虜になってしまった。また、カルロスなど魅力あるキャラクターも増え、ゲームファンのみならず原作を知らない方々にも充分満足できる作品に仕上がっている。
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