きのしたたかとし

ぼくの大切なともだちのきのしたたかとしのレビュー・感想・評価

ぼくの大切なともだち(2006年製作の映画)
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「友達のいないあなたの
葬式には誰も来ない」
ってパーティで言われた主人公が
「10日以内に親友を連れてくる!」
って反論し、友人と思ってる人達に
会いに行くが誰も彼を
親友だと思ってないことがわかる…

という絶望的な出だしから始まるこの映画。
序盤のどうやったら友達ができるのかを
試行錯誤する主人公の行動の一つ一つと
ささっとあしらわれていく様が
もうぐっさぐさ刺さった…
途中で主人公が仲良くなる
誰とでも明るく接することのできる
タクシードライバーの優しさと
垣間見える悲しさがまたグッとくる。
ずっと仲良くできたらそれはいいけど
失敗から学べる友情も大事ですよねって
久々に明るい気持ちになれる映画でした。