ぼくの大切なともだちの作品情報・感想・評価

「ぼくの大切なともだち」に投稿された感想・評価

ryo2

ryo2の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

友達の意味を考えさせられるというか、途中の壺を割った時の「涙はどこにある」のセリフが痛快!
ことね

ことねの感想・評価

4.2
面白すぎた、
ともだちを作るのって、案外誰にでもできるのかもしれない

でも、その友達が最高の友達になるのは、意外と難しいのかもしれない
のぎ

のぎの感想・評価

1.5
最近フランス映画という系統を何となく作品から感じ取れるようになった気がする。
最後まで観られなかった。作品が悪いというわけではない。
心が温まるコメディ映画でした。満点つけようかと迷いました。パトルス・ルコント監督作品なので、もう少し女性関係の描写で一波乱あると思いましたが、純粋な友情コメディでした。
通常のフランス映画ではなく、ストーリーに抑揚があり、テンポも早かったですね。ダニエル・オートゥイユとダニー・ブーンの主演二人が演じたキャラも両極端をなし、どちらかと言うとハリウッド色のほうが強かったです。
ダニエル・オートゥイユのキャラがとにかく傑作です。普段から拝金主義で空気が読めなくて顰蹙をかうタイプです。ですので、ランチ中に「君に親友なんか一人もいない」とはっきりダメ出しされてしまいます。普通は面と向かって言えないのですが、私から見ても、言いたくなるキャラです(笑)
ダニー・ブーン演じた友達は典型的なイイ奴です。そんなイイ奴だから、ダニエル・オートゥイユから「友達の作り方を教えてほしい」と頼まれます。普通そんなこと頼まれたら気味が悪いですよね(爆)
そんなダニエル・オートゥイユですから、友達を怒らせるのも当然のなりゆきです。
仲直りのきっかけは、日本でも馴染みがある「クイズ$ミリオネア」へのダニー・ブーンの出演でした。これがクライマックスシーンとして受け入れ易いのも本作の良さです。但し日本でリメイクは勘弁してほしいです。絵的に悪いですね(爆)
迎えたラストは、友達は用がない時でも来てくれるものだと言いたげで友情が何か語ってると思います。友達の存在は、本作を観て改めて有り難く思いました。長く付き合いしてる親友がいて自分は本当に幸せ者です。
多分本作はまた観ると思います。
🎬
「ぼくの大切なともだち」
美術商のフランソワは、自身の誕生日を祝う食事会の席で、友だちがいないことを知人に馬鹿にされ、思わず親友くらいいると言ってしまう。そこで、共同経営者であるカトリーヌと、とある壺をかけて「10日以内に友人を連れてこられるかどうか」という賭けをするはめに。フランソワは慌てて友だち探しに翻弄する。2006年、仏。

ルコントは昔好きでよく観てた監督さん。80〜90年代の偏った深い恋愛映画もすてきだったけど「列車に乗った男」とかもなんとなく好きだった(でも内容あんまり覚えてない😅)。
あまりレンタルショップにルコント作品ってないから最近はぜんぜん観てなかったのだけど、これ発見しちゃったので。

まさかルコントで「クイズミリオネア」を観る日が来るとは。笑
「髪結いの亭主」とか「仕立て屋の恋」とかキレッキレで撮ってた人だとは思えない、ゆる〜いフレンチおっさんコメディ。

友達がいない、と言われるくだりが、フランソワが参列した葬式に七人しかいなかったと。そこで知人が「お前は友だちがいないから誰も葬式に来ない」と。この出だしの流れがすでに面白い。

街なかで出会った人に「どうやってあなたたちはともだちになったの?どういう繋がりで?」と聞きまくるフランソワ。かなり怪しまれるけど、改めて考えるとホント不思議。
どうしてともだちってできるの?いつからともだちなの?
劇中で「あなたとともだちになりたかった」なんてセリフも出てくるけど、ともだちって案外簡単にできるように見えてとても深いよね。その人にとっての見えない壁を超えてくるわけだから。
というわけで啓発セミナーのようなものに参加してみたり、テレクラみたいなともだち探しサービスに頼ってみたり(そこでも自分じゃなくて友達が!と支離滅裂に言い張るとこがフランソワの性格を上手にあらわしてていい👏)するわけなんだけど、まあ果たしてフランソワの運命やいかに。

ラストのレストランでの会話いいね。「偶然ここに?」のくだり。
亘

亘の感想・評価

4.1
【真の友情を探して】
美術商フランソワは、なんでも損得勘定で考える男。仕事仲間から友達がいないと疑われた彼は、壺を賭け10日以内に親友を披露することに。フランソワの"親友探し"が始まる。

自己中心的な男フランソワの"親友探し"を通じて友情とは何かを問うコメディ。今作の中で友情とか友達の作り方について明確な答えが出るわけではない。友情について述べた言葉は色々出ても結局"真の友情"が何たるかについては観客について考えさせていると思う。親友探しに躍起になるフランソワの姿は滑稽だけど真剣で、友達が少ない自分としては他人事でもないような気分にもさせられた。もしかしたら友達の多い人にとっても、自分の交遊関係を見つめ直すきっかけになるのかもしれない。軽いコメディだけど考えさせる良作だと思う。

フランソワに友達がいない最たる理由は、他人に興味がないこと。毎日顔を合わせる共同経営者カトリーヌがレズビアンであること(公言している)も知らなかったし、自分の顧客の情報も忘れている。そんな彼が20万ユーロの古い壺を賭けて友達を探す。"友達リスト"を作りリストの人々に当たってみるも皆彼のことを友達として見ていない。友達づくりの講演で「目的のある友情は本物ではない」と話されていたにもかかわらず彼は自己中心的な目的のために友達を探し始める。そんな中彼はうんちく魔のタクシー運転手ブリュノに出会い友達づくりの特訓を受ける。

ブリュノはおしゃべりで陽気なタクシー運転手。人当たりがよく乗客に軽快にうんちくを垂れ流して話のきっかけを作り、すぐに誰とも仲良くなる。彼の監視の下フランソワは街中の人と話す特訓をはじめる。フランソワはできることなら金で解決しようとするし相手からどう見られているかを考えない。しかも小学校時代から嫌われ者だったという。特訓の合間に2人は食事をしたりサッカー観戦をして家族と夕食を取ったりいつしか友人のようになる。

ブリュノと友達になったように見えたところで、壺窃盗事件により2人の仲は険悪になる。フランソワは周囲から責められブリュノを探しに行くがブリュノになかなか会えない。フランソワが彼の両親を訪ねブリュノの足跡をたどると、ブリュノの抱えていた心の傷が明らかになる。この時こそ初めてフランソワが他人に興味を持ち知ろうとした瞬間だろう。そして彼は見返りを求めずにブリュノにあるプレゼントをする。

その後のクイズ・ミリオネアからは目が離せない。あがり症のブリュノが緊張・精神安定剤の副作用に耐えながら次々と問題を正解していく。そして最終問題でライフラインを使う。ブリュノは泣きそうになりながら「友達がいない」と話し"答えを知ってる人"としてフランソワと話す。電話越しの2人の会話にはぎこちなさがあったけど、フランソワの優しい言葉とか『星の王子様』からの引用は印象的だった。クイズ番組後ピニョンがテレビ画面の中で祝福されている一方でフランソワは部屋で1人静寂に包まれる。見返りを求めずにプレゼントをしたはずだけど、どこか上手くいってないような気がする。フランソワの部屋の静寂はそんな心中を表しているように感じた。

それでもラストシーン、1年後にサプライズが起こる。ずっと会っていなかったのに会うとすぐに話ができる。2人の様子はそんな感じ。2人の話す姿は静かだし傍からはそんなに嬉しそうには見えないかもしれない。それでも2人は確かに友達を見つけたようで、ほっこりした。

印象に残ったシーン:フランソワが友達づくりに励むシーン。クイズミリオネアでブリュノがフランソワに電話するシーン。最後に2人が話をするシーン。

余談
作中のミリオネアの司会者はフランスのTV司会者ジャン=ピエール・フーコーです。彼は実際にフランス版ミリオネアで司会を務めていたそうです。
受けた彼は、ビジネスパートナーのカトリーヌと“10日以内に親友をつれてくる”という賭けをする。そんな中、フランソワは陽気なタクシー運転手のブリュノと出会うが……というお話。

ダニエル・オートゥイユ主演というのもあって観てみましたが、「画家と庭師とカンパーニュ」とはちょっと違う友情ものでした。( ゜ρ゜ )

友達が少なく親友がいない(であろう)自分には頭が痛いテーマですね。(笑)( ̄▽ ̄;)大人になってから友達出来たかな…(;´∀`)仕事関係の知り合いは出来ても、友達となると(-o-;)というかどこからが友達だ?

恋人が出来るのも運命なら、友達も運命な気がするんですよね。( ̄ー ̄)

特定の人と仲良くしようと思わなくても、ただ周りに愛想良くしておくだけでいい。(*´ω`*)そうすればおのずと友達が出来る。むしろ「合わない」と思う人の方が人間的に成長させてくれる。(^.^)「合う」人とばかりでは馴れ合いになってしまう。

やはり「無関心」が一番ダメなんだなと実感します。(´д`|||)「感じ良く」、「笑顔」で「誠実に」を忘れずにこれから生活していきたい。仕事では出来るんだけどな。ヽ(´o`;


んでまず(^_^)/~~
とと

ととの感想・評価

4.4
『みんな同じくらいに好き』

『みんな同じくらいに興味ない』
と同じこと。

誰かにとっての大事な人になりたいし、私にとっての大事な人は大切にしたいと思える傑作品でした。
dodo

dodoの感想・評価

5.0
友達が一人もいないおじさんの友達探し。
友達っていったいなんだろう?
友達の証拠なんてありはしない。あるのは、愛だけ。
笑顔になれる映画ってほんとに素敵♪
『親友だと思っていた人間が、実は金やコネを目当てに寄ってきていたこと知り、心を閉ざす人物』をよく目にします。【フォックス・キャッチャーとか】


とは言え、『人間関係は全て損得勘定から始まる』ものであり、『値踏みをして親友を決める』訳です。


常々、『会社の付き合いに参加してくれる後輩』には申し訳ない気持ちになります。


本当は来たくないだろうに、有難いです。【世代も違うから、笑いの感性も違うはず。】


そういう時に、『損得を忘れてくれる瞬間』が少しでもあれば幸いです。
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