疑問を持ちながらも真実でない悪魔祓いを続けていたコットン牧師は全てを白状することを決意。ドキュメンタリー製作スタッフを連れて最後の悪魔祓いに向かうが、そこではとんでもないことが待っていた。
POVエクソシスト映画。
本当に悪魔の仕業なのか、それとも精神医学的な現象や虐待なのか、終盤までそれを明らかにせず、見てる人を迷わせ惹きつけていく。牧師の自業自得っぷりが笑える。
ところが、ラスト5分で驚愕の展開が待っている。このどんでん返しが分かった上でもう一度最初から見てみると、なるほどそういうことだったのかと思うことがどんどん出てくるのはうまい。さらにもう一ついいのは、この最後のどんでん返しまで見ても尚、本当に悪魔の仕業なのかどうかはすごく微妙で、どっちともとれる様になっている(と思う)。
POVなのにBGMがついてと思う人もいるかもしれないが、これはしっかりとつくられた正統派なホラー映画なんだと思う。POVは手段でしかない。
かなりお勧め。