HinakoTadaki

ペーパー・ムーンのHinakoTadakiのレビュー・感想・評価

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.1
名作すぎて… 今後何度でも見返したい😭😭
テンポの良いストーリー展開とうまく作られた構成がお見事。
アディは状況によって子供らしさを使って巧妙に詐欺師になりきるけど、本当に貧しい家だとわかると手を引いたりするところに優しさがあって、良い子。逆に、お金持ちだと思うと高額のお金請求するのには笑った🤣美人なお母さんへの憧れと可愛くいたいという気持ちがまさに女の子で、そこも可愛い。アディ役の子、演技が天才すぎる。ムッとしてるところや素直なところがうまく出せてるし、カットの長いシーン多めだったけど見事に演じ切っててすごかった。
性格の違うふたりの相性の良さが良い。(LEONみたいに)ベタベタになるのってあんまり好みじゃないんだけど、ふたりにそんな要素がないのに相性抜群なところが私は特に好きだった!
何がいいって、モーゼはお祭りのときに紙の月の撮影ブースで一緒に写真撮ってはくれなかったけど、この映画のポスター?にはふたりで紙の月に乗ってるところだよね。最初の歌の部分にしか「紙の月」の表現の描写描かれてなかったのに、それをタイトルにするのも、あっさりしつつ深くてすごく良い。
本当に好きな作品!