このレビューはネタバレを含みます
NHK BSプレミアムシネマ放送分を
録画して鑑賞。
30年以上も前の作品ですが
トム・ハンクスの演技が完成してる。
やっぱ、凄いわこの人。
その時代を知っているからこそ
エイズの怖さを知っている。
そして、無知な事が大きな問題だとも。
正しく知って、正しく対応すれば
こんな事にはなってはいない。
最近は多様性を認めようとする
風潮があるが、それでも理解されるのは
なかなか難しいとも思う。
個人的には
自分は同性愛者では無いので
ゲイカップルの気持ちは理解できない。
理解しようとも思わないし。
ただ、尊重し、邪魔はしないように
しようとは思ってる。
あなたも好きにやればいい。
自分も好きにやるからというスタンス。
多分、日本にも大勢の同性愛者が
いるのでしょうね。
ただこの国は、そういう事を
声高に言えない雰囲気がある。
そんな事知られたら
何されるかわからないって感じ。
そういう村的風習から脱却するのも
なかなか難しいですね。
終始トム・ハンクスの演技に
圧倒され続けました。
陪審員の皆様が感情ではなく
冷静に判断したのが素晴らしい。
毎度思うが
宣誓供述の時、聖書に手をのせて
神に誓うのは、異教徒には
何の効力も無いから
嘘つき放題な気がするんですよね。
それほどまでにキリスト教国家だと
いうことなんですけどね。
2024-75
