先日柴咲コウを主演に黒沢監督がセルフリメイクした2024版を鑑賞。
事前にこちら1998オリジナル版も観ておきました。
眠くなってしまい惜しいことをしたのだけど、体調や環境が整っていたら結構心に響くタイプの作品に思える。
大名作『CURE』の後に黒沢清が挑んだのですよねこれ。現在の作風の礎になったような「不穏」系の力作。ヤクザじゃない謎の数学講師の哀川翔が新鮮。謎数式や謎天才少女も出てきて謎演出は謎のまま。
予算が限られていたのか、もう少し残酷さや美術など細部にもゾクゾク感が欲しかったな。
2024版レビューにも書きましたが、韓国映画としてリメイクされたら面白そう。
噂によると続編『蜘蛛の瞳』の方が面白いとのことでいずれ観てみたい。