以前某メディアサイトで某映画の公開に併せて日本のバイオレンス映画を紹介する記事を書いた際、twitterの某シネフィルジジイに「黒沢清の『蛇の道』を取り上げないとはとんだもぐりライターだな」みたいなことを言われて以来絶対にこんな映画観てやるものかと息巻いていたのだが、いざ鑑賞してみると黒沢清のベストどころか全邦画の中でもトップクラスのサイコ・ホラーだった。だから当時純粋だった俺はそのジジイが正しかったなあと反省したもんだが、よくよく考えてみればDVDが廃盤でレンタルリリースされていないこの映画を観る義務をどこの誰かも分からないジジイに課せられる謂れはない。だからやっぱりそのジジイは死ね。傑作。