ゴン吉

大魔神のゴン吉のレビュー・感想・評価

大魔神(1966年製作の映画)
4.0
昭和時代の大映を代表する特撮時代劇。

武士の時代。
山中城で家老の大舘が諜反を起こし、城主花房忠清が討たれてしまい、若君と姫君はかろうじて城から逃げ出す。
山奥に巨大な石仏の神様が祭られており、老婆の巫女の手引きで若君と姫君はそこに身を隠すことに。
それから10年の歳月が流れ、大舘は領地内に砦を築くため、領民に重労働を強いていた。
そんな折、成長した若君が大舘に捕らえられてしまう。
残された姫君は若君らを助けてくれるように神様に祈るのだが、逆に大舘の家臣によって石像を壊すために額に杭を打たれてしまう……

大魔神と言えば、東宝のゴジラ、大映のガメラと並ぶ昭和を代表する特撮シリーズ作品。
埴輪のような顔が鬼面に変わシーンが有名で、コントのネタで使われるほど。
大魔神はもとより城壁や建物の破壊シーンなどの特撮は重厚感があり、空や背景などの映像も凝っていて見応えありました。
伊福部昭の重厚な音楽も作品にマッチしていて素晴らしい♪
クライマックスの大魔神による大舘へのとどめの一撃に注目です!

2021.12 BS・日テレで鑑賞
ゴン吉

ゴン吉