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ドライビング Miss デイジーのcbapのレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
5.0
何度目かの転職を決めた時期に出会い、仕事に対する向き合い方を教わった。
挑戦や努力がすぐに報われるわけじゃないけど、それでも腐らず正しく楽しんで働いていくこと。なんか滑稽にも見えるのだけれど尊く感じて心を打たれた。

それと、相手を敬うというのと自分が謙(へりくだ)るというのは別なんだと気付かせてくれた。
相手を大事にしながら自分も大事にしなきゃいけないってとても重要なことなのに、それまで教えてくれる人はいなかった。いや、自分でそのくらい気付けという話だけど、実際のところ相手の気持ちを考えろとか人に迷惑をかけるなばかり言われて素直に育ったら、世の中とても生きづらいと思う。そういうの分からない人って自分以外にもいると思う。
Win-Winとかって損得のことで見るより前に、人対人として自分のことを見て堂々と生きなきゃなって思わされた映画だった。

まぁ、そんなふうには生きられてないのが自分の現実だけど…がんばります。
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