再鑑賞。ジェームズ・ガン監督が60〜70年代の戦争アクションのような映画にしたかった新生スーサイド・スクワッドの参考になった映画が『特攻大作戦』と『戦略大作戦』。この2本は約20年前に見たんだけど、どちらもテリー・サバラスとドナルド・サザーランドが出演してるのでどっちがどっちのキャラだかごっちゃになっていた。イカれたテリー・サバラスが『特攻大作戦』のほうだったので、イカれたドナルド・サザーランドは『戦略大作戦』のほうか。
第二次世界大戦、軍刑務所にいる凶悪犯12人を減刑と引き換えに危険任務に従軍させる…って、もう既にテンプレートがスーサイド・スクワッド。
赤・青チームに分かれて軍事演習する時にオブザーバーとして参加するアーネスト・ボーグナインとジョージ・ケネディがいい表情しています。そしてこのシーン、どこかで見たことあるなぁと思ったらイーストウッド監督『ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場』で同じ事やってたの思い出した。よく考えたらポンコツ兵士を鍛え上げて戦場へ送り出すというコンセプトまで一緒だわ。
石畳に整列する少数の兵士やナチ将校になりすましてパーティー会場へ潜伏するとこは『イングロリアス・バスターズ』だし、ジェームズ・ガン監督だけでなくイーストウッドやタランティーノも参考にしてたんでしょうね。
