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パニッシャー:ウォー・ゾーンのGINのレビュー・感想・評価

3.4
マーベル作品『マダム・ウェブ』が劇場公開されたので、同じマーベル作品を鑑賞パート3!

マーベルコミックの人気ヒーローを三たび実写映画化したサスペンス・アクション。
法で裁けない極悪人を情け容赦なく成敗する闇の私刑執行人パニッシャーが最凶の敵と繰り広げる壮絶な死闘を描く。

2008年制作。
法で裁けぬ凶悪犯に制裁を加える孤高のダークヒーロー“パニッシャー”。
彼はマフィアのボスのチョザレとその甥ビリーにターゲットを絞り奇襲を掛ける。
チョザレは倒されたものの、無残な姿にされながらも辛くも生き延びたビリーは“ジグソウ”と名を変えて、ニューヨーク中の武装マフィアを掻き集め、宿敵パニッシャーに復讐を仕掛けてくる―。

アメコミ映画史上、最も過激なダークヒーロー“パニッシャー”。
激しいバイオレンスアクションに結構グロい描写満載!
特別な能力がある訳ではなく、顔を隠さずに、たった1人でイカれ野郎の凶悪犯達を徹底的に粉砕する冷酷非道さに痺れます。

今回は、宿敵のジグソウが登場!
ジグソウもパニッシャーに負けず劣らずエグい情け容赦ないヴィランで、ある意味パニッシャーには合っているというか、そういうところはバランスがとれていると感じました。

物語は、命を奪った者の中に、FBIの潜入捜査官がいた事を知ったパニッシャーが自責の念に苛まれる展開があり、それが『パニッシャー』の目新しさでもあり、残された遺族とのやり取りの中に“人間フランク・キャッスル”ことパニッシャーを垣間見ることのできる展開となっていました。

今回、パニッシャーを演じたのはレイ・スティーブンソン。
一言で言うと、顔の濃い渋めのおじさん😁
あまりヒーローって感じじゃないのよ。
『パニッシャー』はドラマ版があったり、リメイクの多い作品だけど、主役を演じる俳優さんが作品に応じてコロコロ変わるので個人的にあまり良い印象がない。
この作品通して言えることだけど、あまりヒーローものとは言えない、バイオレンス・アクションにシフトした印象の作品だった。
過激なエグい描写とドンパチが好きな人にはお薦めかも。
正直、シナリオも演出もあまり良いとは言えないけど、何も考えずに観られる作品なので、興味のある方は是非😊
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