創造の世界観がとにかくおもしろい。
夢の中みたいに場面がガラッと変わったり、急に人がいっぱい現れたり、支離滅裂。でもストーリーには一貫性があってちゃんと映画として観ていられる、むしろ引き込まれていく!
1915年のロサンゼルスにある病院。
オレンジの収穫をしていて木から落ちて腕を骨折したアレクサンドリアという小さな女の子と、映画のスタントで大怪我をして入院中のロイ。
広大で美しい景色と、奇想天外なストーリーはロイのベッドの上で紡がれる。
最初ロイには策略(結構な悪巧み)があって、アレクサンドリアにお話をしてあげていたんだけど、結果的には自分を救う事になるのです。アレクサンドリアへの好意(と、後悔)から生まれた希望だと思った。
前から気になっていてやっと観れた作品だけど、これは満足度が高い♪
物語の登場人物が、現実世界での“この人”だったのね!って後から気づくのも一興w
ちょっとぽっちゃりアレクサンドリアのしぐさや表情がかわいすぎて、思わず目を細めてしまいます(о´∀`о)
無邪気とはこういう子の事をいうのね…。
そしてロイ役のリー・ペイス、現実世界では愛する彼女に去られてグズグスなんだけど、物語の中では短髪で逞しくてカッコいい!!(惚れ)
衣装は先日観た「白雪姫と鏡の女王」と同じく石岡瑛子。この物語の世界観にピッタリです。素晴らしい~。