こが

嫌われ松子の一生のこがのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.5
もっとエグめの話かと思った。ミュージカル調で色彩もカラフルで楽しい。
健気にもがき続けた松子だけど、幸せな局面はいくつもあったはず。どん底でも道を踏み外しても人生ってそんな風に流れていくものだと思う。純粋で一途な彼女はそれでも一人の男と添い遂げたかったんだろうな。
最後があまりにも儚くて切ない気持ちでいっぱいに…
時代描写がわかりやすくて、昭和中期〜平成の雰囲気を追体験できるのも面白み。近代建築なデパートとカンカン帽のお父さんとか象徴的。
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