三四郎

雁の三四郎のレビュー・感想・評価

(1953年製作の映画)
3.3
純文学の映画化成功作品。美しい町並み、通り、その風景、それを捉えるキャメラの位置、構図が素晴らしい。惚れ惚れするようなカットの連続で格調高くまとまっていた。雨の日、五重塔が水溜りに映って見える…このシーンが美しかった。

たしか岡田さんの留学先はベルリン・フンボルト大学の前身ベルリン大学ではなかったかしら。森鷗外の原作をベルリン・フンボルト大学留学直前に読んだ故、当時、岡田が大先輩に思えた記憶がある。
三四郎

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