このレビューはネタバレを含みます
・作者の日常を描いたアメリカの人気のエッセイマンガ「アメリカンスプレンダー」の実写映画化
・アメコミ全盛の70年代に、バツ2でメタボな冴えないおやじハービーが主人公とはかなり異色
・映画のなかでも本人がイラストになったりコマ割りや吹き出しが出てきたりと日常と漫画がシームレスな感覚
・オタクな友人たちとのやり取りが微笑ましい
・まさかの本人登場
・刺激物に慣れた洋画のなかで始めチューニングを合わせるのに時間が掛かったが、不思議な手触りで見終わってじんわり染みてくる稀有な作品
・逆説的な皮肉が込められたタイトルもいいね