あにお

タッカーのあにおのレビュー・感想・評価

タッカー(1988年製作の映画)
4.8
中古の“レーザーディスク”を内容知らずにジャケ買いしたときから好きな映画。テキパキとしたテンポ感や色使い。映画全体が40~50年代のプロモーション映像のよう。
順風満帆なサクセスストーリー…とは言い難いにも関わらず、後ろ向きな表情は一瞬たりとも見せない。いつどんなときに見てもきっと元気をもらえる、そんな映画。ただ、この人の下で働くのはなかなか大変そうだ。

“ラジオやら車やら以前の敵国から買うことになるぞ”…いきなり自虐ネタぶち込んで来やがるのな。これの後に『ガン・ホー』を観るとまた感慨深いものがある。近年アメリカ国内で最も売れている車はピックアップトラックを除けばほとんど日本車だ。まあ日本ブランドというだけでほぼ現地開発現地生産の車を日本車と呼んでいいのかどうかは大いに疑問だが。

ファーガソン上位議員を演じるロイド・ブリッジスは『ホット・ショット』のイメージが強すぎて…
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