レッドアップル

抜き射ち二挺拳銃のレッドアップルのネタバレレビュー・内容・結末

抜き射ち二挺拳銃(1952年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これだけ自由な撮影とおもしろい物語を見せられてしまったら、他の西部劇が観られなくなりそう。

自称看護婦の女が男を絞め殺す掴みや、主人公が銃を撃てないという状況設定がとても示唆的。ニューシネマの到来を内側から予言し、かつそのパラダイムシフトを自らも推し進めるかのような作りは、『フォート・ブロックの決斗』を連想させる。フライシャー=シーゲル主義。