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パリは燃えているかのmhのレビュー・感想・評価

パリは燃えているか(1966年製作の映画)
5.0
ドイツ軍の占領から四年。パリの解放までを描いた群像劇。
敗戦濃厚のドイツ軍がまだがんばってて、レジスタンスにもいくつか派閥があって、近くまできている連合国軍の中に自由フランス軍もいる。複雑なWW2ヨーロッパ西部戦線のなか、いかにして市民はパリを取り戻したのか。
四年ぶりにフランス国旗が翻ったり、市民が盛り上がってきたりするたび、勝利確定音みたいなBGMが流れる。そのたび胸が熱くなる。見てる側がフランスに生まれて良かったと錯乱できる作りになってる。
ナショナリズムは麻薬だな!
日本人でもそう思うんだからフランス人が見たらもっとやばそう。このあとに「アルジェの戦い」見てクールダウンした方がいい。
愛国心についてはやっぱちゃんと考えないといけないね。
顎の真ん中が凹んでる人が出てきたからカークダグラスかと思ったらカークダグラスだった。ほかにも超豪華キャストがごろごろ出演してる。
めちゃくちゃ面白かったです!
mh

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