どんな映画かもわからないまま何となく見始めてしまって、とんでもない映画を観てしまった!という気持ちになりました。
ラストの流れ作業のように行われる行為がなんとも痛ましく観ながら号泣しました。
ポーランドの未来を担うはずだった若者を奪いつくし、それをなかったこととしてポーランドを支配するソ連の恐ろしさに身震いするほどでした。
ソ連は知識層の若者たちを奪うことがポーランドの何十年を奪うことになると分かっていてそれをした。それが何より恐ろしかった。
観ることがこれほど辛い映画は初めてだったし、こんなに心に傷を残すことになった映画も初めてでしたが観なければよかったと思ったことは一度もありません。
知っておくべき歴史のひとつを知ることができてよかったと思います。