美しい女性に恋する大人のモーツアルト！
愛や青春、苦悩を描く伝記映画～😊

宮廷付き指揮者になることを夢見ていた若きモーツァルトはウェーバー家の娘コンスタンツェと結婚する。
しかしモーツァルトが本当に愛しているのはコンスタンツェの姉でオペラ歌手のルイーゼ。
「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」など傑作を次々と発表するモーツァルトの成功の陰にはヒロイン役を歌うルイーゼの存在が。

コンスタンツェも最初から姉を好きだったモーツァルトの気持ちを知っての結婚～
あまりにも二人の息の合う演奏を見てコンスタンツェは嫉妬に狂う～劇的なラスト展開！是非劇場でご覧下さい😊
あとベートーベンがモーツアルトに初めて会いに来て　ハイドンのソナタと
自分の作った悲愴ソナタを弾くシーン　心に響いたワンシーンでした😊

【モーツァルトの後半生】

モーツァルトの後半生を描いた映画。

主軸になっているのは彼の恋愛と結婚。モーツァルトがアロイジアに恋をしたものの、叶わず、結局妹のコンスタンツェと結婚したのは有名な話。

悪妻説もあるコンスタンツェだが、この映画ではけなげな女性として描かれている。モーツァルトがアロイジアへの思いを断ち切れず、結婚後もオペラへの出演などを口実にアロイジアと会っていても、コンスタンツェはひたすら耐えて妻としての役割を果たす。

モーツァルトの有名オペラの演奏シーンもあり、また若いベートーヴェンが訪ねてきたエピソード（最近は事実かどうか怪しいとされている）や、レクイエム作曲を依頼されたときにモーツァルトが死を覚悟した話なども盛り込まれている。

映画として特に面白いとか盛り上がるということはないけれど、また厳密に事実に基づいて作られた映画でもないけれど、まあ一見には値する作品だと思う。