中庭

レディ・イヴの中庭のレビュー・感想・評価

レディ・イヴ(1941年製作の映画)
3.7
頬を擦り合わせ、ままならない愛の理想像を語ること出会ったばかりの男と女。話は思いの外長く続き、男は香水に酔っているか、はたまた女の色香に酔っているか判然とせぬ表情を浮かべる。
蛇に向けられた女の悲鳴がやけに甲高く、何かが起こる予感を孕むがそんなこともなく。
船首に上がった二人の背景に写し出される水平線が息を呑むほど低く、並々ならぬ迫力に満ち、見惚れてしまった。
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