レディ・イヴの作品情報・感想・評価

「レディ・イヴ」に投稿された感想・評価

世間知らずの御曹司と彼から大金をかすめ取ろうとしたカード詐欺師の女が紆余曲折を経ながらも互いに恋に落ちていくスクリューボール・コメディ。

最初の出会いを再現して再びよりを戻すラストは分かっていても心が弾むし、プロポーズの場面で全く空気を読まない馬には不覚にも笑ってしまった。
名作だった。

この脚本は現代にも通じると思う。

ただただ素晴らしかった…。
LaserCats

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4.0
アマゾンで1年間ヘビの研究をしていた実業家の息子パイク。彼をカモにしようと目をつけた詐欺師の父と娘ジーンだったが、ジーンとパイクは本気の恋に落ちてしまう。でも正体がバレてしまって…という展開までならまあよくありそうなんだけど、このヒロイン本当にただ者ではない。この映画はその後どんどん面白いことになっていって、かなり笑えた。
汽車の使い方が最高。あのテンポがすごくいい。
主人公が読んでいる本「ヘビは必要なのか」の内容もちょっと気になる、ドタバタ喜劇だった。
yadakor

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3.0
'60年以前の白黒ドラマ映画にもかなり時代差はあって、40'年前後のいろいろな作品は流石に映像、音楽、あらゆる点で古いというレベルを超える
ビートルズはおろかチャックベリーやプレスリーよりも10年以上前、ロバートジョンソンの時代と考えればあたりまえか、、
ルビッチときたら、もう一人の喜劇映画の雄プレストン・スタージェスについても……。

「ニノチカ」が「ガルボ、笑う!」がキャッチフレーズならば、本作「レディ・イヴ」はさしずめ「フォンダ、コケる!」。

何しろあのヘンリー・フォンダが、ソファーや階段とかにつまずいて豪快に何度もすっ転ぶ!

でも転んでも真面目な表情してるのが如何にもこの人らしい。

蛇の研究家で大財閥の倅であるフォンダは、南米での調査を終えて、お供のウィリアム・デマレストと船で帰路に着く。

チャールズ・コバーンとバーバラ・スタンウィックの詐欺師親子は早速御曹司のフォンダに目をつけてカード詐欺でカモにしようとするが、スタンウィックはあまりにも純情すぎるフォンダに本気で恋してしまう。

この客船でのシーンは、父のカード詐欺をあの手この手で妨害するスタンウィックのくだりとか面白いけど、ちょっとスタージェスの映画にしては大人しすぎるような気がする。

ぐんと面白くなるのが、フォンダがお屋敷に帰ってからで、ここからはドリフのコントみたいにフォンダが災難に降りかかる。

個人的には、スタージェスでは「結婚五年目」の方が好きだった。ただ「結婚~」はほぼ反則級のオチだから比べちゃいけないだろうけど。

■映画DATA==========================
監督:プレストン・スタージェス
脚本:プレストン・スタージェス
製作:ポール・ジョーンズ
音楽:ジグムンド・クラムゴールド
撮影:ヴィクター・ミルナー
公開: 1941年2月25日(米)/未公開(日)
男女のことは、わかんない……。あれでくっつくのがいいのか?
2人を邪魔する馬がよかった。馬はいい。
やっぱりコメディはルビッチやその弟子のワイルダーみたく、話が面白いだけじゃなく画面の構図にも凝ったものじゃないとつまらなく思える(これは大して話にも惹かれなかったのだけど)

序盤とリンクするラストは面白くそこが救いとなった
pier

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4.0
バーバラ・スタンウィックが相手だと、みんな手玉に取られて面白い。
李香卵

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4.5
こういうドタバタ系のコメディは日本だと三谷幸喜辺りが作りそうな感じだが、はっきり言って本作の足元にも及ばない。というか日本を舞台にスクリューボール・コメディを作ると笑いのセンスが寒くて段々引いてしまうんだな。

バーバラ・スタンウィックがとても魅力的に描かれていて主演のヘンリー・フォンダがすっかり食われてしまっている。話の舞台が変わる度にワクワク感が高まる娯楽映画のお手本のような作品である。メインタイトルがアニメーションから始まるところも気が利いていてお洒落。

自分は三谷幸喜より断然プレストン・スタージェス派である。
講義にて鑑賞。

スクリューボールコメディの先駆けとなったこの作品。
御曹司で世間知らずのパイクはある日女詐欺師ジーンに騙されるが、2人は次第に惹かれ合うようになり…。


ゴリゴリのラブコメだが、そこにやり過ぎってほどのコメディ要素を入れてくる。コケすぎのヘンリーフォンダに、幼稚な行動で笑わせてくる年寄りたち。


ジーンの美貌に2度も騙されるパイク…。
いつの時代も女の美貌に男は敵わない。
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