なな

めしのななのネタバレレビュー・内容・結末

めし(1951年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

身につまされる
不変のテーマ。

側からは美しく幸福な妻と
思われても
どうしても満たされない妻。
優しいし真面目だけど
気の利いた事が出来ない夫。

自由奔放に振る舞う若い姪っ子を見て
自分だけが損していると
思ってしまい家出をする。

でも夫の居ない人の苦労を知り
また
実家には自分の居場所はもう無いと
知る。

迎えに来た夫は
出張のついでというけど
それはきっと口実。

男はいつも何があっても
稼ぎが少なくても多くても
働き続ける。
女はそれに寄り添う事がもう
幸福なのではないかと悟る。

そう!その通り!

ですがなかなか悟れずに
ジタバタまどうのが人間よ。

やはりそれは今も昔もずっと同じ。
子供がいるとまた違うけどね。

夫と2人鑑賞。

微妙な空気流れつつ
終了したらさーっと
逃げていきました。

これは夫婦の映画として
名作かも。
なな

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