めしのネタバレレビュー・内容・結末

『めし』に投稿されたネタバレ・内容・結末

51年東宝。林芙美子原作を成瀬巳喜男を初めて映像化したことで知られる。ずいぶん久しぶりに見たが、大阪が舞台になっていたことは忘れていた。原節子の顔を見ると腹が減る上原謙。この夫婦は倦怠期を迎えている…

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原節子は従兄弟と上原謙は姪っ子と、山の音もだったけど市井の人々を描いた朗らかさと近親相姦的なモチーフの妖しさが同時に存在していてヤバい、
布団をみんなで敷くシーンが良かった

成瀬巳喜男の映画でも原節子の美しい言葉を堪能できます。昔の大阪も見られる。
和製フィリップ様上原謙、ポマードでオールバックとお味噌汁。タバコ吸って新聞読んで「ハンケチ。」飲むのも仕事とキャバレー行っ…

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島崎雪子と上原謙が、非常にムカつく嫌な女と男だった。世の中のたくさんの家庭でよくある出来事とはいえ、こういうのを映画で見ても楽しくないなあと思った。映画の中でもつらくてリアルな現実を見せられると、映…

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<戦後復興期の人間模様と女の幸福>

恋愛結婚をして東京から大阪に越してきて5年、夫の初之輔と暮らす三千代は、平凡な毎日の連続に結婚当初の希望や輝きを失いつつあると感じていた。そんな夫婦の元に、高飛…

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草臥れた靴、仏頂面の原節子、酔った上原謙、お調子者の大泉滉、子連れの中北千枝子…は憶えていた。並木座案件。職場の机に向かう上原の横移動にキュッキュッという音が重なり、新しい靴のアップ。上原と姪の島崎…

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戦後6年。予想以上に普通の暮らしに戻っている。
もうすでに日々の平穏な暮らしに辟易する奥様、小言をうるさく感じる旦那様。
女の人が強くなりつつある時代背景。

80年くらい違うのに、女性がイラつくこ…

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"男は外で働き、女は家で家事をする"という昭和の考えが凝縮されたような映画であった。しかし今の時代では描くことができない内容であったため新鮮でもあった。
主人公が日々の家事に疲れ果て実家に帰るという…

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心情の描き方が上手いのか。色んな登場人物に感情移入が出来る。昔の映画だが、価値観の部分で共感できる部分も多々ある。不景気な時代を想像できた。
映画見終わった後、自然と家事をやりたくなる。男性に対し、…

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成瀬巳喜男の最初の出世作。普遍的な「結婚と幸せ」というテーマを描く。主演の原節子は東宝専属第1回出演作。

周囲からはうらやまれるような夫婦岡本初之輔(上原謙)と三千代(原節子)は転勤で大阪にくらし…

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