作家が主人公の映画って、パラレルワールド的なヒネリ(仕掛け)があるのが多いので、そういう点では予想内ではあるんですけど、やっぱ、オゾン監督特有の毒っ気っていうんですかね、目に見えん「毒霧噴射」っていつも言わせてもらってるんですけど、その威力が後から来るジワジワ系♩
神経質なミステリー作家のおばさん
対
自由奔放なセクシー美女
っていう、女のドロドロが渦巻くミステリー劇場
女の欲望か!?それとも復讐か!?
っていう感情がめちゃめちゃ色濃いにも関わらず、表面的には以外とサラサラしてるのがこの映画のスゴイとこ!
観る人によって、どこまで深いドロドロまで潜って行けるか、その別れ目みたいなのがあるのが楽しいですね♩
とりあえず
連れ込む男の見た目からして、毒素満載w
黒パンツの気持ち悪さったら、ありゃしないw
合わせ鏡に映り込んだ姿とか
母親のものであろうドレスとか
あと十字架とか
小物使いが上手いので
現実と妄想の境界線ってのが、ハッキリしていなくても、意外と1つの世界として成立しているんですよね
あのフンドシみたいな黒パンツだけは、どう考えてもナイけどな〜(爆)
ミステリーおばさんの終盤のエロティックが、なんともいえないカオスを生み出して、それはそれは一興でした♩