おっぱい映画だった。
でも、エロそうでエロくない少しエロいぐらい。
官能的なシーンも多々あるが、それをかき消すサスペンス要素に引き込まれた。しかも妄想と時制が若干ずらされているので、現実と虚構の境界が不安定であるため、派手な映画でないはずなのに、退屈な場面がない。
最近観た黒沢清のcureと違うのは、「でもこっちが現実なのね。」と"一旦は"判断できること。
意外と爽やかに最後は締めるな...と思ってからの心拍数が上がる感じ。クセになりそう。
解釈について語りあかしましょうよ。
余談だが、最初に娘が連れてくる男の見てくれがまあキモい。ジャンポケの斉藤をさらに濃くしたような。姿だけで、こんなに心がざわついたのは初めて。