私は生意気おませな女子高生やったので、17〜19歳ぐらいのときはやたらとセクシーな海外女優さんを観て意識高めてた記憶がある(なんの意識高めんねん)。
その頃よく観ていたのが、この『スイミング・プール』と、同じフランソワ・オゾン監督の『17歳』や、ウディ・アレン監督の『マッチ・ポイント』。
どれもセクシーな女性に目を取られているうちに、サスペンス要素の考察がままならなくなって、終盤に「あれ?あれあれ?」ってなる作品😂
特にこの作品は最後の最後になって「は?」「…え??」ってなるんやけど、当時なセクシーさだけを求めていた浅はかな女子高生の私は、「分からんけど女の子可愛かったからいっか☆」と思っていた←👊
だからちゃんと考察するのは今回が初めてで、しかも結論出んかった😂
これはもしかしたら答えを視聴者に委ねてます?正解とかないやつですかね?
私そういうの好きじゃないんですよね👈
ジュリーはほんまにおったのかとか、事件はほんまに起こったことなのかとかぐらいはハッキリしてほしい😂
たぶん主人公サラの妄想やと思うねんけど、確証を得られない終わり方があんまり好きじゃなかった(何回も観てるんですよね?)←
でも、サラの気の強さはわりと好きやった!サラッと見てるとただの若者に嫉妬する嫌なおばさんなんやけど、自分のことを年齢で諦めていない感じが偉いなって。
不倫相手に仕事面で利用されているだけでなく、もう女としても求めてくれないんだっていうショックを、最後ちゃんと仕返しする辺りとかまじでいいよね😂
“やられっぱなし黙ってるだけ女”をやってきた私は少しは見習わなあかんなって。自分のプライドは自分でちゃんと守ってあげなあかんねんなぁ。
でも、あんな若くてセクシーなジュリーが家に連れ込んで来たいかにもモテそうな男が、ジュリーよりも自分に気があるように描いてたのは笑った😂ジュリーの存在よりもそれこそが小説やろってネタバレ読まんでも分かった😂サラのプライドの高さ故、そういう展開にしないと気が済まなかった感が出ちゃってた😂
改めて思ったのはサントラの良さ。何度聞いても癖になる曲調。
そして夏が来るたびに観たくなる映像美。
2024年 80本目