《最大の敵は誰も見たことがないドラゴン!》
〝その名もナイト・フューリー。こいつは絶対に食料を盗まず、姿も見せない。そして、攻撃の狙いを外さない。これまで倒した者は誰もいない。だから僕が最初に倒す〟
絶対に倒してやるって張り切っているのはバイキングのリーダーの息子ヒック。〝だってここではドラゴン退治が全てだから〟って言っている割には、戦い方が全く分かっていなくて、友達からも呆れられている困ったちゃん。
そんなヒックが、ある出来事をきっかけに〝ドラゴン・ハンター〟として覚醒する話なのかと思って観ていたら、全く違っていて…。ただ、そんなやり方もありなのかもね。
さすがドリームワークスのクリエーターだけあって、登場人物もドラゴンたちも個性的。ドラゴンが火を噴いて襲いかかるシーンは迫力満点だし、翼を広げて飛行するシーンは実際に空を飛んでいるような浮遊感が感じられて素晴らしい。ただ、最大の敵って言っていたナイト・フューリーが、パッチリ系の目でちっとも怖くない。まるで〝リロ&スティッチ〟のスティッチみたいで可愛い過ぎ。
DVDの特典映像は〝バイキングを演じた俳優たち〟と〝ドラゴンが生まれるまで〟。どちらも映画作りの舞台裏が分かって興味深いね。
視聴メモ:2024.01.14/006/図書館DVD