ヒメ

愛の記念にのヒメのレビュー・感想・評価

愛の記念に(1983年製作の映画)
3.9
監督 モーリス・ピアラ

ボネールが無言で前方の海を見つめる
オープニングが好き。

女の強さ、醜さ、艶かしさ、
美しさ、儚さ
女ゴコロは海の如くとどまらず
荒波だったりさざ波だったり
過密スケジュールのように忙しい..

多感な思春期の女の子の恋愛と
家族のお話ですが
兄の異常な偏愛に耐えながら
揺れ動く気持ちを複雑に考える事なく
希望の持てるラスト良かった

アンニュイで美しい映像と
詩的な台詞も好き。

良くわからないパパの拘り家出は
寂しいと思うけど、生きているならきっと。
いつかまた会えるしね
ヒメ

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