ねこ

キングダム見えざる敵のねこのレビュー・感想・評価

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)
3.5
序盤は縦横同時字幕でわたわた

あまりにも計画通りにいかず、四人はいったい何をしに来たんだっけ?と目的を忘れそうになる
文化や宗教の違いも障害になり、一筋縄ではいかないことも伝わってくる

これが事の始まりではなく、それ以前にいくつものやったやられたが存在しているわけで…と考えると、解決などという単純な言葉で片付けることは不可能だと思い知らされる

アメリカは正義と思っているわけではまったくないが、子供を戦闘に巻き込まないところはまだマシ

町ぐるみかと思ってしまうよな銃撃戦、冒頭のテロ行為、報復の連鎖は終わらないのだとすれば、これらは常に合図待ちであり続けるだろう

個と個では通じ合うものがあるのに、国という巨大なものになるとそれも踏み潰されるという現実が虚しい
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