ノンフィクションなんでは?っていうくらいの激烈リアル。
こうやって日々テロが起き、復讐の連鎖が繰り返されているのが、私たちが生きている現実なのだと打ちのめされる。
サウジアラビアとアメリカの関係も勉強になる。
志が同じであれば国籍の違いは関係ない。
分かり合える、語り合うってすごく大事だなと思う。
言語の壁を超え、信仰の壁を超え、手を取り合うことができるはず。
できるはずなのに…
最後の怒涛の銃撃戦は目が離せない。
戦争の渦中に一気に放り込まれます。
一つの結末を迎えてもそこに明確な勝者はいない。
資源は人間を豊かにするが、その反面、人間が殺し合う理由にもなる。
人間の闇と光の部分をうまく浮かび上がらせた秀作。