リッジスカイウォーカー

キングダム見えざる敵のリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)
4.0
ノンフィクションなんでは?っていうくらいの激烈リアル。

こうやって日々テロが起き、復讐の連鎖が繰り返されているのが、私たちが生きている現実なのだと打ちのめされる。


サウジアラビアとアメリカの関係も勉強になる。

志が同じであれば国籍の違いは関係ない。
分かり合える、語り合うってすごく大事だなと思う。

言語の壁を超え、信仰の壁を超え、手を取り合うことができるはず。
できるはずなのに…


最後の怒涛の銃撃戦は目が離せない。
戦争の渦中に一気に放り込まれます。


一つの結末を迎えてもそこに明確な勝者はいない。

資源は人間を豊かにするが、その反面、人間が殺し合う理由にもなる。

人間の闇と光の部分をうまく浮かび上がらせた秀作。