ファンタジーだからなんでもアリではあるんですが、作者のこうなってほしいが強く反映されており、それを物語として落とし込むためのピースを一つ一つ配置していって、「だからこうです」という説明を受けている感じがすごくした。
だから物語に入り込むというよりも、イジメの現状をみんなで救いましょう、という教育要素が強く、授業を受けているよう。
アニメーションがしょぼく、作画も線が細いというか、弱いというか、のっぺりとしていて、キャラ立ちもしていないので、これを映画としてやる意味があるのか?という気持ちは最後まで拭えなかった。
巷の評価はとても高いですが、自分は合わなかったです。
原作はもっと良いのかもしれない。