絵日記◎
ケビン・コスナー監督兼主演の西部劇です
荒野に流れる川にトウモロコシ畑や宙を舞う綿毛などが美しいです
馬に狼に水牛などの演技が素晴らしく驚いてしまいました
馬の優しい目に涙が出そうになりました
狼の信じられないような行動に胸が震えました
水牛の群れが地響きを立てて走り抜けるシーンは感動的です
戦いは部族間でも起きています
そこに入植者の意図が加わり戦いが激しくなってしまいます
冬を越すための食糧や部族の存続のための戦いも悲惨ですが、入植者の仕掛ける戦争には不必要かつ限度を知らない残虐性があり恐ろしいです
西部劇や戦争映画を観て楽しんでいる自分の中にもある恐ろしいものに気付かされます
いろいろな批判のある作品でもあるようです
結局は白人の英雄映画だとか女言葉だとか部族や登場人物の名前が違うとか年代が違うとかetc.
おそらく矛盾だらけの作品なのかも知れません
しかし、私のような歴史に疎い者には考えるきっかけとしての価値はそれなりにある181分でした
