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ダンス・ウィズ・ウルブズのwatarihiroのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
4.1
劇場鑑賞11本目

1863年秋、テネシー州は南北戦争の激戦地だった。北軍の中尉、ジョン・ダンバーは重傷を負い、意を決して南軍兵士の前で馬を駆って行った。自殺的行為に見えたが、結果、敵の注意を逸らし勝利を収めた。英雄となったダンバーは自由に勤務地を選ぶ権利を与えられた。彼はサウスダコタ州のセッジウィック砦への赴任を希望。それは見渡す限りの荒野で荒れ果てた砦だけだった。そこで自給自足の生活を始めた。愛馬のシスコとそこで出会ったトゥー・ソックスと名付けた狼と戯れる生活が続くがそこでインディアンと出会うことに、、、。

前回のアラビアのロレンスに続き、長丁場のゴゼジュー作品。

ケビン・コスナーが監督と主演を務め、アメリカとインディアンの関係を描いた作品でした。

言葉が通じない者同士がボディラングエージとか物々交換とかでどんどん距離が縮まっていく様子は見所。意思の疎通を行い、最初は中々上手くいかなかったけど、ある女性キャラの手助けでだんだん分かり合っていきます。見てるこっちとしては心の中で通じろー、通じろーとちょっと応援してました笑

広大な草原かつあのバッファローの大群の迫力は半端ないです。CGなしってやっぱいいですね。

原作発表前からケビン・コスナーは内容を気に入って映画化を熱望。私財を投じて撮影を開始。白人を悪者にした内容でしたが、彼は彼で歴史の不条理な出来事を映像化して何が悪かった事を証明したかったのかなと思いました。本作の白人の描写は半端なく悪者に見えました。それとインディアンは沢山の部族がいるらしくポーニー族がかなり悪という描写はどうかなと思います。

狼と踊る男って何かおしゃれですね。
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