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ダンス・ウィズ・ウルブズのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)
3.9
南北戦争時代のフロンティアを舞台に、北軍の軍人と先住民との交流を綴った西部劇。
原題:Dances with Wolves (1990)

1863年秋、南北戦争で功績をあげた北軍中尉ジョン・ダンバー(ケヴィン・コスナー)は、勤務地を選ぶ権利を与えられ、当時のフロンティア、最西部のサウスダコタのセッジウィック砦に赴任する。
そこは掘っ建て小屋がポツンとあるだけで、スー族の聖人「蹴る鳥」や勇者「風になびく髪」たちと知り合い、交流が始まる。
「狼と踊る男」という名前をもらい、喪に服している「拳を握って立つ女」(メアリー・マクドネル)とも愛し合うようになるが、砦に大挙した騎兵隊の部隊は、ダンバーを"インディアン"として捕える…。

ネイティブ・アメリカンを父祖とするケヴィン・コスナーが、フロンティアへの郷愁、スー族の生き方への共感、大自然への畏敬を込めて描いた渾身の力作。
白人が乱獲した「バッファロー」が、スー族にとってどんなに大切だったか…。
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