Boss2054

もっともあぶない刑事のBoss2054のレビュー・感想・評価

もっともあぶない刑事(1989年製作の映画)
4.8
新作「帰ってきたあぶない刑事」に備えて旧作を見直してます。

この作品は、
あぶない刑事インタビューズ「核心」ト云う本で、
脚本家の柏原寛司さんが映画版では一番気に入っているトおっしゃっていたので
早速、見直してみました。

昔は、まあ、どれも同じだろうト思っていたンですが、
確かにこの作品は面白いです❣️

偶然かも知れませんが、
韓国ノワールの面白要素
バイオレンス、
腐敗した警察機構、
迫害されるヒロイン、
徹底した悪党、
ト云う4拍子が見事に揃ってます。

故に、「あぶない刑事」シリーズのポップさを残しながらも非常にハードボイルドな作品に仕上がっていて、
アクション映画ファンとしては大変喜ばしい作品ですね❣️

とにかく拳銃はバンバン撃つし
カーチェイスは派手だし
とにかく観ていて楽しい❣️

敵役の柄本明さんの悪党ぶり
殺し屋の苅谷俊介さんのターミネーターぶりも大いに楽しめる。
苅谷俊介さんト舘ひろしさんは西部警察では同僚だったのにね。
あはは😆

中条静夫さんの近藤課長がやはり良いです。
ドラマの要だったんですね。

木の実ナナさん、浅野温子さん、仲村トオルさん、
各々のキャラクターの個性も大爆発‼︎

こうしてみると、
「あぶない刑事」シリーズと云うのは
タカとユージを中心とした港署の物語だったンですね。

ともかく新作が楽しみです。
出来ればいつまでも続いて欲しいのですが…。
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