「Alfie」に続き劇中歌「Dig a Little Deeper」が好きで音楽から興味を持った作品。
ヒロインのティアナはことごとくディズニープリンセスの概念を覆す。ポリシーは
「星は希望を持たせてくれるもので、星に祈っても仕方ない。夢はひたすら努力して叶えるもの。」
王家の生まれなどではなく、貧乏な母子家庭で夢のためにひたすら働くティアナ。
この時点で今までのディズニープリンセスには持てなかった親近感がわく。
そしてプリンスがチャラいおバカキャラ。
真面目なティアナとおバカなプリンスが反発し合いながらも恋に落ちていく描写も丁寧に描かれていて、プリンセスプリンスだから結ばれるというディズニーの掟感が全くなく自然。
初のアフリカ系アメリカンのヒロインということで話題になったけど、今までのディズニープリンセスの概念を見事打ち破って現代のプリンセスを作り上げたことも、ディズニーの挑戦であったと思う。
そしてそれは見事成功していて、子供向けというより大人の女性向けのプリンセスストーリーになっている。
星に恋するホタルが出てくるんだけど、彼のラブストーリーがとてもロマンチックで結末に泣いてしまった。まさかホタルに泣かされるとは!!
トランペットを吹くワニもキュートで、ジャズが中心となる音楽もとても素晴らしかった。
好きなディズニー映画がまた1本増えました♡
14/2016