RIO

ウィンターズ・ボーンのRIOのレビュー・感想・評価

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)
3.8
17歳に降りかかる厳しい世界
両肩にずっしりとくる重い責任

女同士によるリンチは痛そうだ
強烈な素手パンチが入ってた
川に浮かぶボートに乗せられチェーンソーを持って連れて行かれる
覚悟してもどっちにしても前に進むしかない

男も女も自分に火の粉が掛からないように決めごとがある
リアルな描写で誰にも教わらない
感じて学んでいく微妙な境界線が見えてくる

追いこまれてもリーが諦めないのに深い共感を呼び起こされました
厳しさだけなのかと思ったら情けも深い

助けを求めるにも頼れるものが何もない
救われないんじゃないかと死を目前にした緊張感が溢れる感情を抑えてるのが良かった
うまく言えないですが善悪なんてあまり通用しない
静かだけど激しい闘いだった
観たあと数日経ってもとても心に残っています
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