ウィンターズ・ボーンの作品情報・感想・評価

「ウィンターズ・ボーン」に投稿された感想・評価

ヒルビリーについては映画でしか知らんけど、閉鎖的な社会性がごっつ恐なりましてん
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
過酷な現実に立ち向いながら強く生きる少女の姿を描いた人間ドラマ。ミズーリ州に住む17歳の少女・リーは、心を病んだ母に代わり一家の生活を支えていた。そんな折、ドラッグの売人である父親が借金を残して失踪し、彼女は父親捜しの旅に出る。

内容(「Oricon」データベースより)
愛する家族を守るため、自分の未来を切り開くため、一人、厳しい現実に立ち向かむ17歳の少女リーの凛々しい姿に心を鷲掴みされる感動作。PG12作品。

アカデミー賞主要4部門ノミネート[作品賞] [主演女優賞] [脚色賞] [助演男優賞]
サンダンス映画祭グランプリ&脚本賞2冠を含む、主要映画賞【46部門 受賞】【139部門 ノミネート】!

このなんとも言えない静寂な雰囲気が凄い好き
夜中に部屋を暗くして観たい映画
ヒルビリーといわれる所謂プア・ホワイトの映画です。
社会学者である首都大学東京の宮台真司教授がこの映画を解説する際に、是枝裕和監督の「誰も知らない」に似ていると仰有った時、なるほどと思いました。
どちらも貧しさ故に普通の生活が営めず、世間から切り離されている状態です。
ただし「誰も知らない」は家族が世間から切り離されているのに対して、「ウィンターズ・ボーン」はその地域自体がアメリカの市民社会から切り離されているような印象です。このため、「ウィンターズ・ボーン」は「ウインド・リバー」にも似ている印象を受けました。
アメリカの市民社会からは切り離されているがその地域の掟は強く、であるが故に(おそらくは地域の人間に)殺された主人公リーの父親。先進国のアメリカにもこのような地域や問題があるのかと考えさせられました。
AitsuT

AitsuTの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

一切登場することの無い父親の影が天気と一緒に重たくのしかかる作品でした。
ミズーリ=大平原っていうイメージから都市部以外では、貧困な白人が住む排他的な地域がある所っていう印象に変わってしまったかも。
ジェニファー・ローレンスの演技、ティアドロップの俳優さんの演技は素晴らしかった。
アシュリーちゃんが、"誰も知らない"の妹役の子役と被って見えました。(まとまりの無い感想になってしまった。)
えっ、何これ??
映画の出来不出来とかより凄いものを見た気持ち。ひたすら突き離される共感とかを超えた物語。
でも、どちらかといえば田舎に住んでいる身としてこういう構造ってない話ではないなと、、、
ぱぷり

ぱぷりの感想・評価

3.8
ジェニファーの出る映画は全て彼女が持っていく印象があります。
あの目ヂカラでメンチ切られたら、しばらく動けないでしょう。
ヒルビリーと総称?蔑称?される特殊なアメリカの田舎に住むムラの住人たち。食べていくだけで精一杯の過酷な環境の中で誰もが貧しく、共同体といえど隣人を助ける余裕など持ち合わせていない。この貧困の連鎖を断ち切る為には軍隊に入るか、ムラを出て退路を断つかの選択肢だけだ。それはサスペンス映画の「トールマン」でも問題提起されていた。ヒルビリーの貧困から子どもたちをどう救出するか。乱暴な手段しか解決策が見当たらないのでは無いかと。
今作の主人公の少女!!に課せられた不当過ぎる重い責任。家族を守るために孤軍奮闘する姿をジェニファーは見事な演技で見せてくれました。
「姐さん」と慕っても良いですか?
怖い田舎モノ。グイグイ引き込まれた。全て明かさないラストも良かった。
y

yの感想・評価

2.5
陰鬱さしかない映画だった。

最後、主人公たちは、急場はしのげたけど、その先の希望は無く、貧しさもしがらみも変わらない。掟も過酷さも貧しさも続く。この街は変わらないという救いのなさを見せたい映画?

良いところは
ジェニファーローレンス、若いのに上手かったのと
ジョン・ホークスがかっこ良かったのと
アメリカにこういう独特の街(掟が法)があるという設定が目新しかったことか?

退屈さに挫折しそうになるので、あらすじを読んでから観た方がいい映画かも。

ツインピークスのシェリル・リーが出ていた。
Mouki

Moukiの感想・評価

3.5
記録

だからって偏見な訳じゃないけど、
アメリカの田舎町は近寄りがたいイメージがある。
アロンゾ(マイアミバイスのキャラが好きww)が車のフロントガラスを割っても誰も執拗に追いかけなかったり、そのタイミングでジェニファーが連れ出されるなど説明はないが色々と合点がいき全貌が見えて来るのが怖い。
>|