ウィンターズ・ボーンの作品情報・感想・評価

「ウィンターズ・ボーン」に投稿された感想・評価

Rin

Rinの感想・評価

4.2
太陽は出ないけど、嵐も起きない。どんよりとした日々が続く。そんなストーリー
ヒルビリーと呼ばれる人々を初めて知った。閉鎖的コミュニティの中、みな何かしら縁戚関係にある。しかし掟は絶対。何をされても結局は主人公も一族の女。厳しくとも身内。その意識はあるから決して温かくはないが、赤の他人ほどの冷たさもない。

主演を食う勢いのジョン・ホークスの存在感と演技が素晴らしい。観終わったあと、彼のシーンを観直してしまった。

ストーリーの終わりとは裏腹に、エンドロールの後にアシュリーの爽やか動画。まだ幼い彼女だけは常に無垢だった
zak

zakの感想・評価

3.2
タイトルとパッケージのイメージのような寒々しい、どんよりどよどよ系でした…

父は失踪、母は病気、幼い弟と妹の面倒を見ながら一家を支える17歳の少女を中心にした物語。

主人公の少女リーは失踪した父を捜すべく、親戚、遠縁の家を一軒ずつ訪ねてまわるんですが、ま〜この一族の連中がそろってヤベェやつらばっかりなんですよ!
一軒訪ねる度に更にヤベェやつが出てくるみたいな。

とにかく家族を守るため、17歳の少女が自分の青春時代を犠牲にして、時には汚い言葉を吐きながら大人たちと渡り合う姿はカッコイイとさえ思えましたね。

正直キツい展開の連続でしたが、最後はちょっとだけでも救われたのかな…

余談ですが、リー役を演じたジェニファー・ローレンスは『ハンガーゲーム』ぐらいしか観たことないんですけど、何とも不思議な女優さんですね。(←良い意味で)
基本的には決して美人なタイプではないんですが、(失礼!)演技によって可愛く見えたり、キレイに見えたり、カッコよく見えたりしますね。余談でした。(笑)
alpcpn2

alpcpn2の感想・評価

3.5
180921
バランスが絶妙。みんな強い。ヒルビリー強い。強いからたまにジェニファーローレンスが泣くシーンがきつい。
亜莉栖

亜莉栖の感想・評価

3.5
大好きなジェニファーの演技力に魅せられる作品です。
背景など作品の世界観は難しいけれど彼女を観ているだけで引き込まれました。
mito

mitoの感想・評価

3.6
ジェニファー・ローレンスの出世作でもある映画。

話自体は「フローズン・リバー」に通ずるけど、それ以上に閉鎖感が強い環境が印象的だった。
でも、アメリカ山間部の現状やらをしっかり理解していないと100%は理解できないのは確か。
anjie

anjieの感想・評価

3.5
これは現代アメリカのお話…?なんとも過酷すぎ…。住人達にはアメリカの法律とか、児童虐待とか、そんなもん一切関係なく、村のボスの掟が全てなんですね。主人公の少女をリンチにかけるのも村の女性の役目。男性はリンチに関しては少女に手を出さない。あの村の中ではそれが正義?というかルールなんだろうけど…。しかもみんな身内って…!?そういえば他の映画で、FBI捜査官さえ足を踏み入れるのに慎重になる地域があるって観たな…。観賞後すぐの感想としては、あの一帯に生まれなくて本当に良かった…。きっと私はリスより弱いことだろう…。
mie38

mie38の感想・評価

3.5
ストーリーは重いけど、ジェニファーローレンスの演技は好きです。
ak205

ak205の感想・評価

3.2
お姉ちゃん逞しすぎて惚れる。
でもなりたくてそうなったわけじゃないのが不憫。
近くにあんなに親戚がいるのに誰にも頼れない状況では、母親のように精神を病んでしまった方がまだ楽だろう。
お金のために、この生活から抜け出すために軍隊に志願する彼女に、大黒柱としての責任を問わなければならない現実は残酷だ。
horry

horryの感想・評価

5.0
「ハンガー・ゲーム」が面白かったので、ジェニファー・ローレンス繋がりで見る。今作も(こっちの方が制作は早いのだけど)若く勇敢で頭のよい、田舎の少女役。そして貧困層だ。

舞台はミズーリ州。「スリー・ビルボード」の舞台でもある。
貧しく、古びた価値観がはびこる町で、暴力が人々を支配する。
薬や暴力が日常となり、そこから抜けるには軍隊に入るほかない。

「スリー・ビルボード」のエンディングでは、行き止まりのような町で生きる人も変化する希望が示されていたけれど、「ウインターズ・ボーン」では、そのような希望は儚く見える。
あの町で、17歳の少女が幼い弟と妹を抱え、どうすれば生きていけるのか。
なんとも、やりきれない。

面白かったのが、「ウインターズ・ボーン」では、女性のつながりがとても豊かに描かれている点。
リーに暴力をふるい、男たちのしきたりを体現する女性たちまで、女性間のつながりで行動していた。

都会の人々からバカにされる、田舎の白人貧困層。銃、麻薬、暴力(これは「ウインド・リバー」でも同じ)が彼らを支配していることが繰り返しテーマとなっていることは、とても大切なことだと思う。
risa

risaの感想・評価

3.7
17歳の女の子がどん底の状況で奮闘する話。映像も暗いし終始つらかった。特にクライマックスは物理的にも精神的にもエグい。ど田舎のクソっぷりが95%、いいところが5%くらいの割合で描写されてる。
>|