いかえもん

パタリロ! スターダスト計画のいかえもんのレビュー・感想・評価

3.1
amazon primeで配信になってた時から、懐かしいなぁ~と思っていた作品。配信終了に間に合った!
この映画、子供の頃、近所の市民会館に観に行きました。午前中がパタリロ!で午後からシブがき隊の映画だったような気がする。市民会館の中は午前中は小学生でいっぱい、午後からは中学生のお姉さんたちがいっぱいで、カメラのフラッシュがすごかった。映画を写真で撮るなんてことが行われていた。

さてお話は、世界を闇に突き落とそうとする悪の組織のスターダスト計画というのを、マリネラ王国の皇太子パタリロ殿下が止めるというもの。

子供の頃はこの世界を牛耳る闇の組織というのに震え上がって、ひどく怖かった。だって、その組織の連中、人間じゃないし。鳥の脚みたいな脚だし。でも、子供の頃にはわからなかったことが、今になってよくわかる。例えば、バンコランはMI6だったのだとか、バンコランとマライヒの関係とか。オープニング曲を歌うのが魔夜峰央本人だったのか!とか。

しかし、今考えると、よくテレビで放送してたよな~と思う。小学生はほぼみんなクックロビン音頭を踊ってたんだから、当然そのお話の中で出てくるバンコランとマライヒの絡みも見てたわけで、一体どんな気持ちで見てたのだろうか。私自身、今となってははっきりとは思い出せないんだけど、マライヒって男ちゃうんかなぁ?と思ってた記憶はかすかにある。
まあ、子供の頃にそういうこともあるんだと知ることで、特に偏見も持たずに育つのかもしれない(ほんとか?)。

「翔んで埼玉」に続いて魔夜さんのこの作品も実写化されるそうで、歴史は繰り返すというか、ブームというのは不思議なものだなぁと思う。それだったら、「スケバン刑事」とかもそろそろ2回目のブームがくるのかな。