hoka

穴のhokaのネタバレレビュー・内容・結末

(1960年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ベッドフレームを鈍器にして、看守もいるのに昼間ガンガンぶち割る事が出来たのは何故だろう?
看守はともかく隣の房の囚人には明らかにバレているでしょう。

見逃しかも知れないが、ロランはあの金ノコどうやって持ち込んだ?

フランス終戦後二年目の監獄が舞台で特に盛り上げるBGMがあるわけでもなく、淡々とNHK特集『古の伝統匠の技』を観ているような気持ちになる。

結局最後に独房に移されたガスパールは、大なり小なり所長と通じていたのか単に泳がされてハメられたのか、他の四人とはもう同じ房には入れられない境遇だと見做される。

てっきり隣房の囚人のリークだと思っていたが、そうではないらしい。

最期の歯ブラシ望遠鏡に映る看守大集合は、すべての苦労が一瞬で徒労に終わる、なかなかのサプライズだった。

嫁の妹さんは美人でした。
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