「穴」に投稿された感想・評価

残念なことに1時間過ぎた辺りからDVDが止まってしまいラストまで飛んであっさり終了。地下水路の大きなコンクリートに穴を開けるシーンで止まったんだよ!いい所だったのにぃ!
レンタル屋でお詫びに無料券を貰ったのでそれで松坂桃李の【娼年】をレンタルしました。
翡翠

翡翠の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいすごいすごい。
始終心理戦。ハラハラ。

肩の上に乗って看守から隠れるシーン、掘ったことで石が崩れて生き埋めになるシーンなど、気付けば彼らを応援してる自分に気付く。

砂時計を作り出したり、貫通してからの穴掘りのアングルがお気に入り。

別れを惜しむ直前、鏡を反対側に向けたらもう看守たちは揃っていたのかな。
ガスパールは所長がした告訴取り下げの話を疑いもせず。
義妹の話はおくびにも出さない。
マンホールからシャバを見たのが彼じゃなかったら…?
そういえば、ガスパールだけ残るジョーとキスをしなかった。
okapy

okapyの感想・評価

4.9
900本目に選んだのは脱獄映画の最高峰、ジャックベッケル監督作品『穴』。今見てここまで面白いのに、1960年当時に見てたらどんだけ興奮しただろう。まじで抜かりないっす。いや、言い改めます…本作には"穴"がない…。動作一つ一つに意味を持たせる無駄のなさ。ただ単調に脱獄計画を進めるだけでなく、人物描写も丁寧でヒューマンドラマとしての色も濃い。ラストシーンなんて充分にキャラが活きてると思う。まだまだ言いたいこと山ほどあるけど書き始めたら纏まらなくなったらのでここまでにします。最高でした。
うるさい音が本当にうるさい上、さらにクローズアップで視野まで狭めやがる。そうしてこちらが見たいものを見せてくれない癖に、最後で見たくないものを見せられる。
序盤から漂う緊張感や物語の奥行きのようなものの正体が何なのか、結局分からなかったがとにかく面白かった。
nsdtkr

nsdtkrの感想・評価

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最初に穴を掘るとき壁があるはずの側にカメラが置かれていて驚いた。
ジャック・ベッケルの遺作にして最高傑作。

ジャック・ベッケル版抵抗といった趣の映画で、序盤の脱獄が始まる前から演出が毎度の如く流麗だったのだけど、題名にある穴を掘るシーンから緊張感が途轍もなく、見入っている内に2時間強あっという間に過ぎ去ってしまっていた。

穴掘るときに音鳴りすぎで気付かれそうというツッコミ所も無くはなかったけれど、そんなのが途中から気にならないくらいのめり込める内容になって、しかも殆ど脱獄風景のみでその内容を構成しているのが見事で、これにはドラマより描写を重視する自分も大いに満足できた。

先に作られたブレッソンの抵抗も傑作だが、後発のこちらもそれに引けを取らない程の傑作に仕上がっていた。

しかしカラトーゾフの送られなかった手紙といい、こんな完成度が高くてもカンヌで無冠に終わったのは、甘い生活や処女の泉等他の作品もレベルが高かったからではあるけれども、それでも惜しいと思えてしまう。(これがベッケルの遺作になってしまったという意味でも)
ryo

ryoの感想・評価

4.3
クモの巣が印象的だった。
張りめぐらされた糸の中にお前たちはいる。
一度捕まった者はそこから抜け出すことは
できないって…暗示なのかもしれないね。
犯罪を犯す仲間って物事を進めてくうちに
必ず避けては通れない危険性が伴うよね。

慎重に時には大胆に… 。。
Shoei

Shoeiの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

脱獄映画は男臭い。ラストシークエンスがやっぱり衝撃。ガスパールが裏切ったとは思えない。最初、不自然なくらい新入りガスパールに優しいマニュたち。しかし、ラストは人間の恐ろしさ、弱さが明るみになる。こんなフランス映画があったとは。
ショーシャンクより心動かされた脱獄映画
ラストシーン絶対忘れない
脚本 5
演出 5
画作り 5
音 5
独創性 5
関心の持続 4
演技 5
陶酔感 5
言葉 5
バランス 5
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