塩

ブラックブックの塩のネタバレレビュー・内容・結末

ブラックブック(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ナチスがユダヤ人を虐殺していた終戦間際が舞台。
「お金を数えなくても?」「信用するわ」「こんな時期だからこそ人を簡単に信用するな」とお世話になった法律家。
ハイヒールのはいた脚をトイレの水で洗うシーンが印象に残る。
自分の感情をあまり表に出さなかった主人公が不幸に不幸が続き「苦しみに終わりはないの?」という心の叫びの演技は鳥肌が立った。
最後の最後に黒い本に裏切り者が書かれていて、その復讐の手段が棺桶で窒息死させる演出には新しさがあった。
塩