とにかくストーリー展開がめちゃくちゃすぎて、誰が何のために何をしようとしてるのかさっぱりわからない。
銃を突きつければいいとでも思ってるのか、とにかく脅すには銃の一辺倒。

バーで卑猥な絵を描いてるかと思いきや別の絵を描いてるパフォーマンスだけが妙に頭に残る。
なぜかバーの全員が喧嘩をしだすのも意味不明だが、少しおかしかった。
白川由美が鬼くそキレイ

スカパーにて。石原慎太郎原作だそうな。

港にてたまたま居合わせた男が殺されダイニングメッセージを受け取る(鶴田)
メモ等を受け取り無関係な男も襲撃を受ける。

手がかりである金持ちの社長を訪ね、その社長令嬢に近づく。これが白川由美。
引かれていく男女、鶴田と白川のカップリングが美しい。

更に関係者を探り、旧満州の金塊の秘密に辿り着く。

金塊の秘密を探るミステリという王道ストーリー！しかし、もう少し大きな映像的なカタルシスが欲しかったな。
犯人の入れ替わり劇とかアイデアも、オーソドックスだか面白いのにイマイチ、ラストにかけての盛り上がりが弱いのも事実。

また、主役である鶴田浩二演じる男か、巻き込まれた話に関わる理由や動機が希薄なのも惜しい。

なんか、もう少しアレンジしたら更に面白くなりそうな脚本ではあるのだが。