ここまで清々しく心の底から酷いと思える映画はなかなかないんじゃないかな
最近のジャッキー映画は割とあるけど80年代の全盛期香港映画、人気絶頂期のジャッキー、そして我らの片腕ドラゴンことジミーウォングの共演作となればつまらなくなる要素は少ないはずだがこの映画は時間を無駄にしたいジャッキーファンにしかお勧めできない映画
捕虜となったアメリカ、イギリス、フランス、アフリカのお偉いさんを救うためにジミーウォングが腕にモノを言わせる特攻隊を結成して救出に向かう、どっかのエクスペンダブルズでありそうなストーリー
編集がズタズタのぶつ切り編集で見るに堪えない、シーン間の音楽のブチ切れ具合がやばい、編集ちゃんと仕事しろ!
ジャッキーが特攻隊の一人としてそれなりの見せ場はあるんだけどあくまで戦争映画であるこの作品とジャッキーアクションはミスマッチ、他が酷過ぎてジャッキーアクションが低クオリティでも少し救われる
ジャッキーとジミーウォング以外のキャラが全員華がない、なんでコイツらが特攻隊に選ばれるのか分からん
戦争コメディといった感じでノラリクラリと話は進んでいくんだけどクライマックス唐突の血みどろ描写強めの残虐死亡シーンが雪崩れ込む!ケツから日本刀刺されて死ぬのに真面目に死ぬな!唐突の香港ノワールぶち込んできても困惑しかないわ!
ジャッキーファン贔屓のラスト
ジャッキーファンのために敢えてジャッキーは…なラストだから本当に人気絶頂期のジャッキーに便乗して作られたひっでぇ映画
ジミーウォングはリアルでヤクザだからきっと女関係で揉めたジャッキーのために人肌脱いだジミーウォングがその代償としてジャッキーを本作に出演させたという逸話がヒシヒシと伝わってくる珍作
牛の脱糞見てる方がまだマシなクソ映画だからジャッキーファンでも無理して見る必要ねえぞ!