クリストフォルー

ジャイアンツのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

ジャイアンツ(1956年製作の映画)
4.3
初鑑賞は、昭和の『○○洋画劇場』での吹替え放映だったが、リズやハドソン、ディーンのスター性を知らなくとも、この映画の凄さは分かった。そのあと、幾度も観なおしているが、成長と共に感じる部分も変わってきた。
大テキサスの発展は、いまとなれば、メタンガスや化石燃料による温暖化の温床だし、大家族の崩壊や人種の融合などの先見も、時代を超えて伝わる。しかし、いま一番感じるのは、人は老いてもなお変われるし、変わり続けなければならないというメッセージだ。アメリカが変わり続けられるのは、こういった名作映画の存在も大きいとあらためて思う。日本映画も、ガラパゴスじゃいられないぞ。
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