タク

バットマン リターンズのタクのレビュー・感想・評価

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)
3.0
《本作もティム・バートン色強め❗》
今の時代に描かれてるバットマン特有のサスペンス色というのは無く、ヴィランであるペンギンのサーカス集団だったり、キャットウーマンのオリジン等、ヒーロー映画というよりも、SFホラーを見てる様な不思議な感覚になりました。

正直、その作風が今見て面白いかったかと言われると微妙でしたが、これはこれという感じで楽しめました✨

《ペンギンがやべぇ🐧》
最近公開されたDCのバットマンのペンギンと違い過ぎて、ペンギンってこんなにえげつないんだなぁと初めて知りました(笑)

正直主演のバットマンの存在感を食う程のビジュアル、存在感でした❗

DCの方ではペンギンっていう名前の要素が正直無かったので、ただのキャラ付けの為の名前と思っていたが、ここまでペンギンのフォルム、魚を食べる姿を寄せている本作には狂気を感じました。

にしても、、最初から最後まで可哀相なヴィランですねぇ~
こんなに報われないヴィランが居て良いのか?と思ってしまう程ペンギンは利用され、最後には手のひら返しされ、挙げ句の果てにはバットマンにやられる。

んーなんだか今まで見た映画のヴィランの中で一番不憫なキャラだったと思います💧

ヴィジュアルに関しては100点です✨
子供だったら、泣くな。これは。

《キャットウーマンのオリジン》
これも本作で新たに発見❗したこと。
それは、キャットウーマンのキャットは猫の力から得てる事。

そりゃそうじゃね?と思うのですが、ノーラン監督も、DCのバットマンも彼女の力の根元は意外と不明な状態だったので、本作のバージョンでは、ティム・バートンらしい展開で知れたので良かったです👍️

しかも、ミシェル・ファイファーが凄い✨
妖艶さも持ちつつ、滅茶苦茶魔性の女って感じ何だけど、普通にコスチュームはダサいという。

大人のコスプレ見てる感覚になりました笑

【最後に】
本作は、バットマンの続編ではありつつも
バットマンよりも、ペンギンやキャットウーマンに焦点を当てており、それぞれのキャラの軸が段々と絡み合っていく。

話は、そこまで面白くはないし、ペンギンとバットマン、キャットウーマン同士が戦う理由も、よく分からないんだけど、独特の世界観と演者の魅力で魅せられる映画でした✨

終始マイケル・キートンがカッコいい!
タク

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